ジョージ・A・ロメロ原作のゾンビ漫画がテレビドラマ化
2015年6月1日 19:40

[映画.com ニュース] ゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロが原作を手がけたグラフィックノベル「エンパイア・オブ・ザ・デッド(Empire Of The Dead)」が、テレビドラマ化されることがわかった。
昨年1月に米マーベルコミックでスタートした原作は、アンデッド化する感染症が発生してから数年後、米ニューヨークのマンハッタンはゾンビ地区として隔離されているという設定。しかも、街には知能が発達したゾンビだけでなく、バンパイアまでもがはびこり、人類はふたつの脅威の板ばさみになっているという内容だ。現在までに12巻がリリースされている。
テレビシリーズ版では、「モンキー・シャイン」や「ランド・オブ・ザ・デッド」などのロメロ作品で製作、あるいは製作総指揮を務めてきたピーター・グルンウォルドとロメロ本人が脚本を担当。ふたりは、米Demarestのサム・イングルバートとウィリアム・D・ジョンソンとともに制作総指揮も兼ねる。現時点では放送局は未定で、エピソード数などの詳細も明らかになっていない。
Demarestは、フィリップ・シーモア・ホフマンさん最後の主演映画「誰よりも狙われた男」(13)やケビン・スミス監督が人間セイウチ化を描いたホラーコメディ「Mr.タスク」(7月18日公開)を製作。テレビドラマ第1弾として、ヒュー・ローリー&トム・ヒドルストン主演×スサンネ・ビア監督で、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの「ナイト・マネジャー」を全6話でミニシリーズ化しており、来年英米で放送を予定している。
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