監督のこだわりが実現!「ラン・オールナイト」“燃える”部屋での本編格闘映像公開!
2015年5月20日 19:30

[映画.com ニュース] リーアム・ニーソン主演作作「ラン・オールナイト」で、ニーソンの激しいアクションと白熱の演技を堪能できる本編映像が公開された。
本作は、ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督が「アンノウン」「フライト・ゲーム」に続き、3度目のタッグを組んだクライムアクション。ニューヨーク・ブルックリンのマフィアに属する殺し屋ジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、息子マイク(ジョエル・キナマン)の命を狙った相手を殺害するが、その相手はマフィアのボスで長年の親友ショーン(エド・ハリス)の息子だった。復しゅうに燃えるショーンと買収された警察、凄腕の殺し屋から狙われることになったジミーは、マイクを連れてニューヨークの街を逃げ回る。
公開された映像は、巨大なアパートを舞台に繰り広げられるアクションシークエンス。ジミーとマイク、2人の命を狙う殺し屋プライス(コモン)、30年もの間ジミーを追い続けるハーディング刑事(ビンセント・ドノフリオ)がアパートの内部やバルコニーで繰り広げる追跡劇は、畳み掛けるような細かいカット割りでスピード感と緊迫感を演出しており、見ごたえ十分。さらに映像後半で描かれる燃える室内での格闘シーンは、コレット=セラ監督が特にこだわったものだという。監督は「僕はずっと前から、燃える部屋での格闘シークエンスを撮りたかったんだ。でも温度が急激に上がるのでとても難しいんだよ。煙が充満し、カメラを通してもほとんど見えない」と話す。それでも俳優たちはそこで長い時間を過ごし、誰ひとりとして苦言を呈さなかったという。
同シーンを含め、全編を通して62歳とは思えないほどのアクションを披露するニーソンについて、監督は「リーアムはアクションをやるのが大好きで、本番できっちり決めるためにリハーサルにすごく時間をかける」と明かす。さらに「『フライト・ゲーム』で僕は彼にあらゆることをやらせたが、本作では地上5メートルぐらいの高さからケーブルで吊るすなど、さらに多くを要求したんだ」と語っている。
「ラン・オールナイト」は公開中。
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