カンヌより“MAD”を込めて--「マッドマックス 怒りのデス・ロード」監督&キャスト結集!
2015年5月15日 19:35
[映画.com ニュース] 第68回カンヌ映画祭で5月14日(現地時間)、特別招待作品に選ばれた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が上映され、フォトコールとレッドカーペットに、ジョージ・ミラー監督およびキャスト陣が登壇した。
ミラー監督とともにフォトコールに姿を見せたのは、“新生”マックスを演じた主演のトム・ハーディ、丸刈り頭の女戦士フュリオサ役で新境地に挑んだシャーリーズ・セロン、全身白塗りでスキンヘッドの男“ニュークス”役で若手イケメン俳優のイメージを一新したニコラス・ホルトの3人。セロンは劇中のマックスをほうふつとさせる黒革ドレスで登場し、カメラマンたちの注目を集めた。またハーディはスキンヘッドにひげを蓄え、さらに精悍さを増した素顔を披露した。
メイン会場であるバレで行われたレッドカーペットには、4人に加えて、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーに扮したヒュー・キース=バーン、ジョーに捕らえられた美女軍団の一員を演じたゾーイ・クラビッツ、コートニー・イートンらが顔をそろえ、彩りを添えた。ここでもひときわ注目を浴びたのは、セロン。結婚間近と噂されているショーン・ペンにエスコートされ、鮮やかな黄色のドレスをまとって登場。フュリオサ役とは打って変わったチャーミングな立ち居振る舞いで、会場の視線を一身に集めていた。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、「マッドマックス サンダードーム」(1985)以来30年ぶりとなるシリーズ第4作。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した近未来世界を舞台に、妻子を殺され荒野をさまよう元警官マックス(トム・ハーディ)が、女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)らとともに、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)の軍団に戦いを挑む姿を描く。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は6月20日公開。