ビートたけし「MOZU」シリーズ最大の闇“ダルマ”に!松坂桃李&伊勢谷友介も悪役で参戦
2015年5月5日 05:00

[映画.com ニュース] 西島秀俊主演、羽住英一郎監督で映画化する「劇場版MOZU」に松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが“参戦”していることがわかった。3人は、ドラマ版から引き続き出演する西島、香川照之、真木よう子と対峙する最強の敵としてスクリーンを彩る。
逢坂剛氏のハードボイルド小説「百舌」シリーズを、TBSとWOWOWが総力を挙げて共同制作・リレーした大作ドラマを引き継ぐ形で映画化される今作に、強力すぎるキャストが加わった。松坂は犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者で大杉(香川)の娘を誘拐する権藤、伊勢谷は冷静沈着な犯罪計画を立案するブレーンの高柳、たけしはシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を狂気に満ちた異常さで演じ、西島扮する倉木らと壮絶な死闘を繰り広げる。
たけしが演じるダルマは、戦後日本の犯罪史で国家に影響を及ぼすような経済事件や組織的犯罪が起きると、必ずその裏で「ダルマ」の名がささやかれてきたという設定。その名とともにある人物描画が流布されており、隠ぺい工作を行う特定の人物を指すのか、国民監視システムの別名なのか、極秘作戦のコードネームなのか、すべてが謎に包まれている。
そんな謎多き役どころを得たたけしは、「自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開で面白いと思い、引き受けた」と明かす。さらに「西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」とコメントを寄せている。
松坂と伊勢谷も、熱い思いをたぎらせてクランクインしている。「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです。撮影中、顔に血飛沫(しぶき)があがる場面があったのですが、テンションがものすごく上がり興奮しました」(松坂)、「今回私が演じる高柳は自分自身を必要悪として認識し、すべてを凌駕する能力の高さと強さを持った完ぺき主義者です。自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります」(伊勢谷)。
3人の“好敵手”出現に、西島は「シリーズに登場した素晴らしいキャストに加え、新たな驚くような共演者を迎える事になりました。特にビートたけしさんの参加は、全身の血が沸き立つ思いです。今回ついに、シリーズ最大の謎であるダルマ、そして最強の敵が姿を現します。きっと観客の皆さんに驚き、楽しんでいただける作品になると思います」と語っている。
「劇場版MOZU」は、11月7日から全国で公開。
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