ハリウッド実写版「デスノート」2度目の監督交代!新鋭アダム・ウィンガードへ
2015年5月1日 11:00
[映画.com ニュース] 日本の大ヒット漫画「DEATH NOTE」のハリウッド実写映画化企画で、ガス・バン・サント監督にかわり新鋭アダム・ウィンガード監督がメガホンをとると、米ハリウッド・レポーター誌が報じた。
米ワーナー・ブラザースが2009年に大場つぐみ原作、小畑健作画によるコミックの映画化権を獲得して以来、2度目の監督交代となった。昨年7月、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督からバン・サント監督へバトンタッチ、その後大きな進展もないままウィンガード監督に出番がめぐってきた。ブラック監督、バン・サント監督ともに降板の理由は明らかになっていない。
また、ドラマ「HEROES」で知られる日本人俳優のマシ・オカがプロデュースを務めることも判明。「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のジェイソン・ホッフス、「LEGO(R) ムービー」のダン・リン、「オールド・ボーイ」のロイ・リーとともに製作を担当する。製作総指揮は、「オールド・ボーイ」のダグ・デイビソン、「ファイナル・デスティネーション」のブライアン・ウィッテンが務める。
「週刊少年ジャンプ」に連載された原作漫画をもとにした最新の脚本は、「ファンタスティック・フォー」のジェレミー・スレーターが手がけている。チャーリー&ブラス・パーラパニデス兄弟が執筆した最初の脚本は、アンソニー・バガロッツィ&チャールズ・モンドリーのコンビや、ブラック監督がリライトしていた。
このほど契約を結んだウィンガード監督は、新感覚スリラー「サプライズ」(11)で脚光を浴び、ホラーアンソロジー「ABC・オブ・デス」(12)やサスペンススリラー「ザ・ゲスト」(14)といったインディーズ系ジャンル映画で熱い支持を集めているフィルムメーカー。今夏、盟友の脚本家サイモン・バレットとタッグを組んだホラー映画「The Woods(原題)」をライオンズゲートで監督する。