高橋伴明監督、奥田瑛二主演で20年ぶりのエロスに挑む「赤い玉、」公開決定
2015年4月30日 05:00

[映画.com ニュース] 日本映画初のヘアヌード解禁で話題を集めた「愛の新世界」(1994)から21年、高橋伴明監督が奥田瑛二主演で久々のエロティック作品に挑んだ最新作「赤い玉、」が9月公開する。
「愛の新世界」では当時新人だった鈴木砂羽が、SMクラブで働きながら劇団女優への道を進むヒロインを体当たりで熱演、人生を謳歌する若い女性の姿を生き生きと描写し、高い評価を得た。20年後の今、高橋監督は人生の半分を過ぎようとする男たちが不確かなもの探し続け、“老い”と“性”の間で葛藤しながら、更なる人生を追い求める様を最新作で描き出す。
奥田が演じる主人公は「みっともなさの中にこそ人間の人間たるゆえんがある」とうそぶく映画監督・時田修次。時田の物分かりの良い愛人を不二子、時田の人生を狂わせる女子高生・律子をオーディションで選ばれた新人・村上由規乃が演じ、柄本佑、高橋惠子らが共演する。
大学で教べんをとりながら、新作の撮影になかなか入れない映画監督の時田は、映画とは自らの経験が投影されると考えている。映画の登場人物さながらに人生を流浪しているような時田のもとに、女子高生の律子が現れる。現実から虚構(映画)の世界に誘われるように、時田は律子の存在におぼれていく。
「赤い玉、」(http://akaitama.com/)は9月、テアトル新宿ほか全国公開。
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