「フランス映画祭2015」団長は女優エマニュエル・ドゥボスに決定!
2015年4月29日 08:30

[映画.com ニュース]6月26日から開催される「フランス映画祭2015」の団長が、仏女優エマニュエル・ドゥボスに決定。主演作「ヴィオレット(原題)」とともに来日することがわかった。
ドゥボスは、マチュー・アマルリックの出世作である「そして僕は恋をする」をはじめ、「キングス&クイーン」「クリスマス・ストーリー」などアルノー・デプレシャン監督作の常連として知られる。「リード・マイ・リップス」での主演女優賞など、セザール賞で5度のノミネート、2度の受賞経験を持つベテラン女優だ。
今年で23回目を迎える本映画祭では、最新作からクラシック作品まで12作品の多彩なライナップを上映予定。クラシック作品からは仏老舗映画製作会社「ゴーモン社」の設立120周年を記念し、名匠マックス・オフュルスのメロドラマの傑作「たそがれの女心」(1954)をデジタルリマスター上映する。
ドゥボスの主演作「ヴィオレット(原題)」(12月劇場公開予定)は、“ボーボワールの女友達”と呼ばれた実在の女性作家、ビオレット・ルデュックの半生を描いた感動作。文学界に衝撃を与えるものの、当時の社会に受け入れられず傷つき、やがてプロバンスの光の中に幸福を見つける姿を、生涯続いたボーボワールとの関係を中心に描く。「セラフィーヌの庭」のマルタン・プロボスト監督がメガホンをとった。
「フランス映画祭2015」は6月26日から29日まで、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催。上映作品全ラインナップは5月8日発表、チケットは5月23日発売。
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