“愛”があふれて止まらない!「パシフィック・リム」デル・トロ監督が語り尽くす押井守作品の魅力
2015年4月28日 18:00

[映画.com ニュース] 日本のアニメや漫画、特撮からの影響を公言している「パシフィック・リム」(2013)のギレルモ・デル・トロ監督が、押井守監督作品への“愛”を語ったインタビュー映像が公開された。
押井監督の最新作「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」の予告編を見て、「押井さんが他の作品で身に付けた実写技術が加わった映像を見ることができて、とても嬉しいです」と話すデル・トロ監督。2人が初めて会ったのは、監督作「ブレイド2」(2002)の日本公開時にデル・トロ監督が来日し、押井監督のスタジオを訪問した際だ。「スタジオの雰囲気が素晴らしく、アニメーションに対する情熱が感じられました。当時は既にCGが主流になりつつあったのに、押井さんの現場ではほとんどが手描きでしたね。スタッフ全員をまとめ上げ、彼らを共通のビジョンに導くべく魂を込めて仕事に取り組んでいる姿が印象的でした」。
初期の代表作「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984)の頃から押井作品のファンだったというデル・トロだが、「機動警察パトレイバー」シリーズに関しては、ジェームズ・キャメロン監督から教えられたのをきっかけに見るようになったと明かす。「キャメロンも私も作品を見て、その想像力の大きさに驚かされました。『機動警察パトレイバー』は『パシフィック・リム』に多大な影響を与えたと思います」。とりわけその徹底したリアリティの追及には感銘を受けたらしく、「『パシフィック・リム』では現実的に起こりそうなことを描きたかったし、本当に実在していそうな機械を作りたかったんです。それらは『機動警察パトレイバー』の影響によるものです」と語った。
さらにデル・トロ監督は、「ファンタジーは現実を理解するためにある」と持論を述べた上で、「押井さんはH・G・ウェルズと同様、ファンタジー作品を通して“人間”の状態に警告を発している。同時に、ジュール・ベルヌのようにメカに対する愛情も持っています」と、「SFの父」と称される2人の大作家と押井監督を比較。最後は「押井さんが作品を世の中に出すとき、どのような媒体であっても私は待ち遠しく楽しみにしています。そしてあなたがこの世界にいて物語を伝えてくれるため、世界はより良いところになっていますよ。本当にどうもありがとうございます」と感謝を口にした。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」は、昨年4月から全7章にわけて劇場上映されたドラマ版に続き、劇場用長編として製作。後藤田継次(筧利夫)ら特車二課パトレイバー中隊の面々が、最新鋭のステルス機能を備え、熱光学迷彩により姿を消すヘリコプター“グレイゴースト”を強奪したテロリスト集団に立ち向かう姿を描く。5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
(C)2015 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION PATLABOR」製作委員会
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