是枝裕和監督最新作「海街diary」がカンヌ映画祭コンペ出品決定!
2015年4月16日 19:40
[映画.com ニュース]是枝裕和監督の最新作「海街diary」が、5月13日(現地時間)から開催される第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることがわかった。是枝監督作品の同映画祭コンペ部門出品は、審査員賞を受賞した前作「そして父になる」(13)以来2年ぶり、4回目となる。
是枝監督は「前作『そして父になる』が僕自身9年ぶりのコンペ出品だったので、今回また選ばれたことは、正直驚きでした。素直に嬉しいです。国際映画祭はゴールではなく、より多くの人々に映画を届ける為のスタートだと考えていますし、中でもカンヌはその出発点としては最高の場所だと思っています。四姉妹と一緒にその始まりを体感できたら、と思います。一見すると、穏やかな春の海のようなこの映画があの場所でどのように受け止められるのか? 今から楽しみです」と喜びを語っている。
吉田秋生氏の同名人気少女漫画が原作。祖母の残した湘南・鎌倉の家で暮らす3姉妹が、山形で別の家庭を築いていた父の葬儀で異母妹のすずと出会う。その後4人で鎌倉で暮らすことになり、次第に本当の家族になっていく1年の日々を描いた物語。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じる。
長女の幸役の綾瀬は「日本の海街、四季の美しさとそれに見守られるようにそれぞれに悩みを抱えながら、時にぶつかりながらも仲睦まじく暮らしている4姉妹の物語を海外のみなさんにも是非たくさん見て頂きたい」、次女の佳乃役の長澤は「海外のみなさんにも日本女性の美しさや強さを見てもらえると嬉しい」、三女の千佳役の夏帆は「鎌倉の美しい四季の移ろいのなか、4姉妹を中心とした女性たちの物語を丁寧に描いた作品です。きっと国籍など関係なく、たくさんのひとに届く作品」、四女の浅野すず役の広瀬は「自分が出演させて頂いた作品が、海外映画祭に招待されるというのは初めてのことなので、今、正直オドオドしています」と女優陣それぞれがカンヌ出品へのコメントを寄せた。
なお、映画祭の正式上映(上映日未定)に合わせ、是枝監督に加え、女優4人のカンヌ渡航が現在調整中だ。「海街diary」は、6月13日から全国で公開。
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