東京国際映画祭で話題を集めた台湾映画「共犯」7月25日劇場公開
2015年4月6日 10:00
[映画.com ニュース] 2014年の第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映され、話題を集めた台湾映画「共犯」が、7月25日から劇場公開されることが決定した。
視覚障害を持つピアニストを描いた「光にふれる」で知られるチャン・ロンジー監督の長編第2作。学園生活を舞台にしたサスペンス映画で、高校生の孤独、痛み、絶望、そして希望を描いた。ホウ・シャオシェンの「恋恋風塵」やエドワード・ヤンの「クー嶺街少年殺人事件」、2000年代の「藍色夏恋」「あの頃、君を追いかけた」など、現代を生きる若者たちの姿を瑞々しく描く、台湾青春映画の系譜に新たな潮流をもたらしたと絶賛されている。
同じ高校に通っているというだけで、交流がなかった男子高校生のホアン、リン、イエが、偶然同じ時刻に通りがかった路地で、同じ高校の女子生徒シアが変死しているのを見つける。彼らはそれぞれの理由から、シアの死の真相を突き止めようと調査をはじめる。
「共犯」は、7月25日から新宿武蔵野館ほか全国順次公開。