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「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」大ヒットで主要キャストの続編ギャラは高騰必至

2015年3月23日 11:15

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「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の一場面
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の一場面
(C)2015 Universal Studios.

[映画.com ニュース] 「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が世界的な大ヒットを記録したため、続編製作に際してはキャストの出演料が高騰しそうだと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」はE・L・ジェイムズによる官能小説の映画化で、世界興行収入5億5000万ドルを射程圏内にとらえる大ヒットを記録している。すでにユニバーサルは、「フィフティ・シェイズ・ダーカー」「フィフティ・シェイズ・フリード」の続編2冊の映画化準備を始めているが、出演料の高騰は避けられそうにない。

主役を演じたジェイミー・ドーナンダコタ・ジョンソンの第1弾への出演料はそれぞれ25万ドルと言われ、興行成績に基づいたロイヤリティ権も与えられていない。ともに3部作への出演契約を交わしているものの、第1弾が大ヒットを記録した場合は、再交渉するのが業界の慣習だ。

過去には、シリーズ第1弾「ハンガー・ゲーム」製作時、ジェニファー・ローレンスのギャラは50万ドルだったが、再交渉の末、続編「ハンガー・ゲーム2」では20倍の1000万ドルに跳ね上がっている。ドーナンとジョンソンが、100万ドル以上のギャラを要求することは必至だ。

ユニバーサルは、契約を盾にギャラアップを拒むことは可能だが、第1弾でメガホンをとったサム・テイラー=ジョンソン監督が原作者ジェイムズとの対立から続投しないことが明らかになっており、不要なトラブルを回避する可能性がある。なお、監督も脚本家も未定のため、第2弾「フィフティ・シェイズ・ダーカー」は17年のバレンタインデー公開を目指しているという。

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