新垣結衣、長崎に凱旋!最後の「くちびるに歌を」舞台挨拶に登壇
2015年3月17日 06:00

[映画.com ニュース] 新垣結衣主演で、長崎・五島列島を舞台に長崎でオールロケを敢行した映画「くちびるに歌を」が長崎に凱旋し3月15日、新垣をはじめ恒松祐里ら合唱部キャストが、ユナイテッド・シネマ長崎で行われた、今作最後となる舞台挨拶に登壇した。
満席の会場から、「おかえりなさい、長崎へ」の言葉とともに温かい拍手で迎えられた新垣は、「この土地があったからできた作品です」と謝意。さらに、「ひとつひとつが私の中では良い思い出でした」と撮影時を振り返った。
この日は、原作である中田永一(乙一)氏の同名小説の基になり、これまでも舞台挨拶などで歌ってきたアンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を、合唱部員を演じた恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭平、三浦翔哉、長崎のオーディションで選ばれた7人の部員キャストの計19人で合唱した。全員がそろって歌うのは最後ということで、泣き出す部員が続出。新垣は一緒に歌を口ずさみ、その様子を優しく見守っていた。
さらに、昨年8月から無期限の活動停止を宣言し、現在はアメリカの音楽大学に留学中のアンジェラからサプライズで手紙が届けられた。昨夏のアンジェラのライブに、新垣、恒松、下田が訪れていたことを明かし、「新垣さんは、ちょっと恥ずかしそうに『ピアノ猛特訓中です!』と話してくれましたが、新垣さんのピアノ、本当に素敵でした」と演奏シーンを絶賛。部員達にも「全国各地を本当にたくさん回って、この映画と『手紙』という曲をたくさんの人達に届けてくれましたことを感謝いたします」とメッセージを寄せた。
これを受け新垣は、「びっくりしました! (映画の)全ての始まりがアンジェラさんなのでとても嬉しいです」とニッコリ。「長崎で撮影した、すごくキラキラした1カ月半は、自分のこれからの人生にとって誇りになりました。私も、人生で辛い波がやってきたときにこの作品を見て、元気をもらえる映画になったなと思います。みなさんにとってもそういう作品になって欲しいと願っています。最後の舞台挨拶を長崎で行う事ができて本当に良かったです」と喜びを語っていた。
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