「寄生獣」伊ウディネ・ファーイースト映画祭で海外進出！

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［映画.com ニュース］染谷将太主演、山崎貴監督のメガホンで人気漫画を2部作で実写映画化した「寄生獣」が、4月23日～5月2日にイタリア・ウディネで開催される、第17回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門で正式上映されることがわかった。

ウディネ・ファーイースト映画祭は、大作からミニシアター作品まで東アジアの良作をヨーロッパに紹介しており、今年は10の国と地域から56作品が上映される予定だ。山崎監督は、これまでに「ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「永遠の0」を出品しており、「永遠の0」は昨年に劇場の観客が選出するゴールデン・マルベリー賞を受賞している。

同映画祭のサブリナ・バラチェッティ氏は、「『寄生獣』は、現代社会のウイルスへの恐怖感を反映しながらも、ブラックコメディと終末的なサイエンスフィクションのちょうど中間という難しいツボを押さえています。おかしくも恐ろしい、現代の空気を驚くほどとらえた作品です」と絶賛している。

「寄生獣」は、染谷をはじめ深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、浅野忠信ら豪華キャストの共演で岩明均氏の伝説的漫画を実写映画化した2部作の前編。「寄生獣　完結編」は、4月25日から全国で公開。