男性版「ゴーストバスターズ」新作はチャニング・テイタムが製作・主演
2015年3月12日 11:30
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが、長らく頓挫していた「ゴーストバスターズ」シリーズの新作に着手していることがわかった。
米Deadlineによれば、シリーズ立て直しを図るソニーは、前2作で脚本・出演を務めたダン・エイクロイドと、メガホンをとったアイバン・ライトマン監督と組み、製作会社ゴーストコープスを設立。ライトマン監督は、映画だけでなくテレビ、グッズ発売など、「ゴーストバスターズ」をマーベル映画のように拡大展開させたい意向を明かしている。
新作は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」のジョー&アンソニー・ルッソが監督、「アイアンマン3」「ミッション:インポッシブル5(原題)」のドリュー・ピアースが脚本。ソニーと組んだ大ヒット作「21ジャンプストリート」「ホワイトハウス・ダウン」で製作・主演を務めたチャニング・テイタムが、ゴーストバスターズのひとりとして主演し、製作も兼ねる。
「ゴーストバスターズ」は幽霊退治を行う研究者たちの活躍を描く1984年のSFコメディ映画で、89年には続編「ゴーストバスターズ2」が発表され、ともに大ヒットを記録した。その後、ソニーは「ゴーストバスターズ3」の企画を進めてきたが、主人公を演じたビル・マーレイが出演を固辞。さらに、オリジナルキャストのひとりであるハロルド・ライミスさんが死去し、ライトマン監督が降板を示唆していた。
オリジナルシリーズが難航するなか、昨夏、オール女性キャストでリブートする企画が浮上。「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のポール・フェイグ監督による女性版「ゴーストバスターズ」は旬のコメディエンヌ4人、メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、レスリー・ジョーンズ、ケイト・マッキノンの出演が決定し、今年6月にクランクイン、16年7月22日に全米公開予定だ。