メリル・ストリープ、新鋭の若手女優に貫禄のアドバイス
2015年3月5日 12:50

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの新作ミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」の会見が3月5日、都内で行われ、来日中のメリル・ストリープとリラ・クロフォードが出席した。本作でキャリア初となる“魔女”役に挑んだストリープは、「過去にもオファーはあったけど、当時は若くて善良だったから(笑)」とジョークを交え、「愛する娘に対し、過保護になってしまう魔女の気持ちは、同じ母親として理解できる」と共感を示した。
主演作「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」以来3年ぶり4度目の来日を果たしたストリープは、絶対的な魔力を持ちながらも、娘を手放したくない一心で束縛してしまう弱さを持った魔女という複雑な役どころに挑み、第87回アカデミー賞助演女優賞にノミネート。自身が持つノミネート回数最多記録を19回に更新した。「成功のひけつ? 私は幸運に恵まれていたのよ。もちろん、チャンスを手にしたら一生懸命に努力はしたけれど……。今の願いは限られた時間を、価値あるものにしたいというだけ。具体的に欲しいものはないわ」。
一方、初来日した赤ずきん役のクロフォードは、「一緒にいるだけで学ぶことがたくさんあった。謙虚でエレガント、才能にあふれる女優さん」とストリープに最敬礼。オオカミを演じるジョニー・デップとの共演を、「大ファンだったから、信じられない気持ち。一番驚いたのは、現場で次々とアイデアを生み出すことね。ジャケットからお菓子を出して、赤ずきんに差し出すシーンも彼が考えたのよ」と嬉しそうに振り返った。
また、「ジョニーと同じくらい、ティム・バートン監督が大好きだから、いつか彼と一緒に仕事がしたいわ」と夢を語るクロフォード。ストリープは「才能にあふれたあなたなら、どんな夢もかなうはずよ。大切なのは、自分の夢や願いを世の中にアピールすること。この記者会見みたいにね。もしバートンが愚かでなければ、必ず電話をかけてくるわ」と貫録のアドバイスを披露していた。
同名のブロードウェイミュージカルを「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」のロブ・マーシャル監督が映画化。赤ずきんやシンデレラ、ラプンツェルら誰もが知るおとぎ話のヒロインたちが“ハッピーエンドのその後”に味わう数奇な運命を描いた。「イントゥ・ザ・ウッズ」は、3月14日から全国公開。
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