「イントゥ・ザ・ウッズ」M・ストリープ来日決定!特別映像を公開
2015年2月21日 05:00
[映画.com ニュース]ディズニー新作ミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」で第87回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされている大女優メリル・ストリープが、同作のプロモーションのために来日することが決定した。これにあわせ、魔女役を演じたストリープの歌唱シーンを盛り込んだ特別映像が公開された。
今回のアカデミー賞で自身が持つノミネート回数最多記録を19回に更新したストリープだが、出演作のプロモーションで来日するのは、3度目のオスカーに輝いた主演作「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」以来3年ぶり。すでに来日決定が発表されているロブ・マーシャル監督と赤ずきん役のリラ・クロフォードとともに、3月4日に東京都内で開催されるジャパンプレミアに出席する予定だ。
このほど公開された特別映像の一番の見どころは、ストリープ演じる魔女が愛娘ラプンツェルへの愛を歌い上げる「Stay With Me」の一部分。そのほかにも、原作の同名ブロードウェイミュージカルの脚本を手がけたジェームズ・ラパインと作詞・作曲を担当したスティーブン・ソンドハイムのコメントや、メイキング映像も含まれており、見ごたえのある内容になっている。
絶対的な力を持ちながらも、娘を手放したくない一心で束縛してしまう弱さを持った魔女を演じたストリープについて、メガホンをとったマーシャル監督は「もろさや恐怖心を抱えた、人間味あふれるリアルで等身大の魔女を演じ上げた彼女には、つくづく感心させられました。それもメリル・ストリープだからこそ成せる技と言えるでしょう」と賛辞を送る。ストリープ本人は、「これは単に楽しいだけじゃなく、知的で後から色々と考えさせられる奥深いミュージカルなの。ひねりの利いた、意味深く美しいエンディングだと思っているわ」と作品の魅力を語った。
シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんら、“願い”をかなえたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命を描く。ストリープ、クロフォードのほか、ジョニー・デップ、エミリー・ブラント、ジェームズ・コーデン、アナ・ケンドリック、クリス・パインら豪華キャストが共演する。3月14日から全国公開。
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