平愛梨、「呪怨」最終章で主演 会見で「怖い」連発
2015年2月17日 13:30
[映画.com ニュース]人気ホラーシリーズ「呪怨」の最終章となる「呪怨 ザ・ファイナル」の製作発表会見が2月17日、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、主演の平愛梨、共演の最所美咲、子役の小林颯くん、落合正幸監督が出席した。
平は「究極の怖がり」というほどホラーが苦手だそうで、「台本を読んでいると1人で過ごせなくなるくらい怖い。シャワーのシーンとかでも、すごく怖い。とにかく怖い」と恐怖の言葉を連発。しかし、この日は撮影の無事を祈るお祓いも行われており、「ファイナルなので、みなさんに後悔してほしくない。精一杯やらなきゃなという気持ちを強く思っている」と気を引き締め、「ようやく実感がわいてきて、怖い怖いと言っていられない。やらなきゃなという気持ちになってきました」と毅然とした態度で決意を見せた。
映画は、清水崇監督が生み出し、米ハリウッドでリメイクもされた大ヒットホラー作品の最終章。落合監督は「トラウマになるような局面をいっぱい作って、シャレにならないくらい、女子高生の悲鳴も上がらないくらいのものを作りたい。(鑑賞後)3日間は眠れないようにしようと思う」とシリーズ“最恐”に挑む意気込みをのぞかせた。
シリーズのシンボルでもある佐伯伽椰子役の最所と、佐伯俊雄役の颯くんは前作「呪怨 終わりの始まり」から続投。颯くんはキャスト・スタッフ陣との再会を喜び、「(前作の主役)佐々木希さんより、もっともっと平さんを怖がらせたい」と堂々宣言。最所も「毎日、日記に『続編やりたい』と書いていたので、呪いが落合監督に通じたと思って感動しました」と明かし、「全力で驚かせに行きますので、くれぐれもよろしくお願いします」と平をおびやかしていた。
小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた麻衣(平)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校児童の家を訪れていたことを知る。手がかりを求めて佐伯家に向かった麻衣だったが、すでに空き地になっており、不動産屋からはその家は踏み入れる者が次々と死を遂げる「呪われた家」だと聞かされる。その日を境に、麻衣の身の回りで怪現象が起こるようになる。「呪怨 ザ・ファイナル」は、6月20日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。