福士蒼汰、デビュー前でもバレンタインは「20個もらいました」
2015年2月16日 21:00
[映画.com ニュース] 福士蒼汰と有村架純がダブル主演する映画「ストロボ・エッジ」の完成披露試写会が2月16日、都内で行われ、福士、有村をはじめ、山田裕貴、佐藤ありさ、入江甚儀、黒島結菜、廣木隆一監督が舞台挨拶に立った。
シャボン玉とハート型の風船が舞う中、劇中の制服に身を包んだキャスト陣と監督が登場すると、応募総数2万810人から選ばれた435人のファンからは大歓声があがった。この日は、登場人物全員が片思いするという切ない同作にちなみ、YES・NO形式で恋愛にまつわるQ&Aが行われた。「デビュー前にバレンタインチョコを10個以上もらった事がある?」という質問に山田と入江が「NO」の札を上げるなか、福士だけがそっと「YES」の札を上げ、「20個くらい……」と明かすと会場は再び大歓声に包まれた。
この結果に山田と入江は「何これ、ヤラセ!?」とぼやき節。福士が「高校がお菓子を作ってくる日になっていた。みんなホールケーキとかパイを作ってきて配っていた。その20(個)」と必死に説明したものの、2人は「へえ……」と納得しない様子が、さらなる笑いを誘った。
また、「プライベートで“壁ドン”したい?」という質問に、福士は「NO」。「難しいですよね、リアルな世界でやるのは」と苦笑いすると、山田は「いや、やれるもんならやりたいですよ!」と声高らかに宣言し、喝さいを浴びていた。
そんな福士は、同作の原作ファンだと公言しており、「高校2年生の時に読んで、『僕が(主人公の)蓮をやったら』って本当に思ってた。声出しながら読んでいた。夢がかなったという感じですね」と満面の笑みを浮かべていた。終始笑いと歓声に包まれたイベントの最後には、福士が客席に向かって投げキッス。黄色い悲鳴が上がると、山田と入江も負けじと後に続いて観客を喜ばせていた。
単行本全10巻の累計発行部数が470万部を突破する同名少女コミックを、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でも共演した福士と有村主演で映画化し、「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督がメガホンをとった。恋に奥手な高校生・木下仁菜子(有村)と、学校中の女子の憧れの的である同級生・一ノ瀬蓮(福士)を中心に、登場人物全員が片思いの切ない恋愛模様を繊細に描き出す。
「ストロボ・エッジ」は、3月14日から全国で公開。