安田顕がクールな詐欺集団のボスに 北野武監督「龍三と七人の子分たち」本編映像公開
2015年2月12日 05:00

[映画.com ニュース] 北野武監督最新作「龍三と七人の子分たち」で、詐欺集団のクールなボスを演じる安田顕の登場シーンを収めた本編映像が公開された。
主人公・龍三を演じる藤竜也ら平均年齢72歳のベテラン俳優たちが引退した元ヤクザに扮し、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でのさばる若者たちと対決する姿を描いたオリジナル作品。安田は、龍三たちと対決する元暴走族の詐欺集団・京浜連合のボス、西を演じており、先日完成した予告編では「テメエ、ジジイに脅かされて逃げてきたってなんだよ!」「オイ! ジジイ!!」など、「ジジイ」を連呼し怒号を飛ばす姿が、SNS上で反響を呼んでいる。
公開された本編映像は、龍三たちが西率いる詐欺集団の本拠地に乗り込む場面だ。一触即発の空気が漂うなか、品川徹演じる早撃ちのマックが「お控えなすって、お控えなすって」と手を震えさせながら口上を始めるという、どこか間の抜けたシーンで、安田も「(リハーサル時に)役柄的に絶対に笑っちゃいけないのにニヤニヤしちゃいました」とお気に入りの場面として挙げている。
端正な顔立ちで振り切った芝居をすることから、ジャンルを問わず活躍できる俳優として人気を集める安田だが、今回はブラックスーツとシャープなメガネを着用し、クールなインテリ悪人風のキャラクターになりきった。初参加の北野組は「とにかく(撮影のスピードが)速い。監督の現場でのひらめきや発想が凄く大きく、その場でモノが変わっていくのに対応しなければいけないので、凄く集中できます」と語り、役作りにおいては、藤や近藤正臣らベテラン俳優たちともあえて多くコミュニケーションをとらず、その距離感を劇中に反映させたという。
「龍三と七人の子分たち」は4月25日全国公開。
(C)2015「龍三と七人の子分たち」製作委員会
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