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川北紘一監督に約580人が最後の別れ、佐野史郎「技術、愛は次世代に伝わっている」

2015年2月7日 15:05

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川北紘一監督に約580人が最後の別れ
川北紘一監督に約580人が最後の別れ

[映画.com ニュース] 「ゴジラVSビオランテ」など平成の「ゴジラ」シリーズなどを手掛けた特撮監督で、昨年12月5日に肝不全のため死去した川北紘一氏(享年72)のお別れの会が2月7日、東京・成城の東宝スタジオで行われた。

約1200本のカーネーションや菊でモスラをかたどった祭壇がつくられ、中央には20年ほど前に撮られた、ゴジラの模型などに囲まれ笑顔の川北監督のスナップが遺影として飾られた。祭壇のすぐ横には、ゴジラを中心とした巨大ジオラマが設営され会の様子を見守った。

お別れの会は2部構成で俳優の宝田明佐野史郎ら約580人が参列。佐野は川北監督と直接仕事をしたことはないが、特撮好きで知られるだけに2008年のゴジラの特集番組で対談して以来の付き合い。昨年11月に会ったばかりだそうで、それから1カ月もたたないうちの悲報に「ちょっとおやせになっていた印象はあったけれど、本当に間違いなんじゃないかと思った」と沈痛な面持ちで語った。

川北監督が故円谷英二監督に師事していた時代に、編集の勉強のために未使用のフィルムで作った「モスラ対ゴジラ」などの未公開映像が上映され、佐野も「泣いちゃいました」と涙。それでも、来年公開予定で日本版の「ゴジラ」が復活することが決まっており、「いろんなアイデアをお出しになりたかったでしょうが、川北監督の技術、愛は確実に次世代に伝わっている。安心してお休みください」と語っていた。

宝田も東宝時代から知っており、「私の7年後に入ってきて、傑出した特撮監督だった。私は6本のゴジラ映画に出ているが、いつもそれをDVDなどで見直して勉強し、自分のクリエイティブに反映していると言っていた」と思い出を披露。そして「日本の特撮界にとっての宝物を失った。残念です」としのんでいた。

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