ロメロの息子が監督 「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」前章が始動
2015年2月4日 19:16

[映画.com ニュース] ゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロの記念すべき第1作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(1968)の前章にあたる映画の製作を、実の息子のG・キャメロン・ロメロが企画しているが、このほど米レーダー・ピクチャーズ(「スプリング・ブレイカーズ」)が製作を担うことになり、本格的に始動した。
「Origins(原題)」と題された前章は、冷戦時代を背景に、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」の兄妹が墓参りに出かけて初めてゾンビに襲われる以前の物語、いかにしてひとりの科学者がゾンビを作り出したかが描かれる。
CMディレクター出身で、2009年の「マッドネス・ヒル」を含む数本のホラー映画を監督している息子キャメロン・ロメロが、脚本と監督を務める。父ジョージも本プロジェクトに協力しており、プリプロダクション費用をクラウドファンディングで募った際には、2世代のロメロによる「ロメロ・ゾンビ」を完成させようと訴えかけていた。米バラエティによれば、今年後半の撮影開始を予定。
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