アカデミー賞の短編アニメ賞に米在住・堤大介監督「ダム・キーパー」がノミネート
2015年1月15日 22:39

[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞のノミネートが1月15日(現地時間)に発表され、米国在住の堤大介と日系米国人のロバート・コンドウが共同監督を務めた「ダム・キーパー」が、短編アニメーション賞にノミネートされた。
同作は、大気汚染から街を守るダムを動かす作業を任された一匹のブタの少年を主人公に、平和ボケした街の人々に存在を忘れられ、軽視されながらも作業を続ける孤独な少年のもとに、ある日キツネの転校生がやってきたことから起こる変化を描いている。昨年の第64回ベルリン国際映画祭で、10代の子どもたちが審査員を務めるジェネレーションKプラス部門に出品されたほか、サンフランシスコ国際映画祭で最優秀ファミリー映画賞を受賞。アニメ界のアカデミー賞と呼ばれているアニー賞でも、短編アニメーション賞の候補に挙がっている。日本では昨年6月の「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2014」で上映された。
堤監督は、米ブルースカイスタジオの「アイス・エイジ」「ロボッツ」「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」といった長編アニメの制作に携わり、近年ではピクサーの「トイ・ストーリー3」「カーズ2」「モンスターズ・ユニバーシティ」といった大ヒット作品でアートディレクターとして活躍している。第87回アカデミー賞の受賞結果は、2月22日(日本時間23日)に行われる授賞式で発表される。
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