ペドロ・アルモドバル監督、新作は女性映画への回帰
2015年1月7日 22:20
[映画.com ニュース] スペインの鬼才ペドロ・アルモドバル監督の次回作が明らかになった。
英フィナンシャル・タイムズのインタビューに応じたアルモドバル監督によると、新作のタイトルは「Silencio(原題)」。女性映画への回帰となる作品で、ヒロインが過酷な状況に直面する痛烈なドラマだという。
すでに脚本は完成しており、4月には撮影を開始するようだ。現在キャスティングが進行中だが、アルモドバル作品常連の女優たちには不向きな役柄だと語っており、この新作からペネロペ・クルスのような新たなスターが誕生する可能性もある。
アルモドバル監督は、1999年に「オール・アバウト・マイ・マザー」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞。また、2002年に「トーク・トゥ・ハー」でアカデミー賞脚本賞を受賞している。