柳葉敏郎、中井貴一との共演は「あうんの呼吸」と大満足
2015年1月7日 19:00

[映画.com ニュース]元高校球児が再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」を描いた映画「アゲイン 28年目の甲子園」の完成報告会見が1月7日東映本社であり、主演の中井貴一をはじめ、柳葉敏郎、波瑠、工藤阿須加、大森寿美男監督が出席した。
これまでの本作イベントでも息の合った掛け合いを見せてきた中井と柳葉だが、この日も柳葉は中井と顔を見合わせ、「中井くんとのシーンはあうんの呼吸で時間を過ごさせて頂きました。とても気持ちよく撮影をした記憶があります」と大満足の様子。また、「中年のこの年になって、やっとこんな表現ができるのかなということが、なんとなくできた様な気がします」と真しに語った。一方の中井も、「特殊な話ではなく、ひとりの男の本当に淡々とした話。役者にとって、とても難しい映画に挑戦したなと思っています」と述懐した。
新年早々のイベントということで、登壇者は書き初めで「2015年に挑戦したいこと」を披露した。「『蓄積』今年はいろんな意味でペースを考えて、蓄積する時間を作ろうかなと思っています」(中井)、「『ひとり旅』自分を見つめ直す時間を有意義に過ごしたい」(波瑠)と、それぞれが発表する中、工藤は「『心体技』よく『心技体』と言いますが、どんな仕事でも(技術の前に)体力がないと最後までできないと思うので」と持論を展開した。これを受けた中井が「勉強になりました」と微笑みかけ、工藤は恐縮しきりだった。
さらに、親子の絆を描く同作にちなみ、「“親”とは?」という質問が投げかけられると、中井、柳葉、工藤は「越えられない壁。勝てないもの」と声をそろえ、元プロ野球選手で解説者の工藤公康を父に持つ工藤は、「父の背中は夢です」と控えめにはにかんでいた。中井の娘役を演じた波瑠は、「中井さんはとても紳士で優しくて、口で言うというより、横いるだけで教えてもらっている気分になるような方でした」と大先輩である“父親”の教えを存分に感じていたようだ。
「アゲイン 28年目の甲子園」は、重松清氏の同名小説を「風が強く吹いている」の大森寿美男監督で実写映画化。元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指す野球大会「マスターズ甲子園」を舞台に、再び夢に挑戦する不器用な大人たちの姿を描く。2015年1月17日から全国で公開。
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