注目の若手俳優・加治将樹、「サムライフ」役作りで体重20キロ増量!
2015年1月5日 09:00
長野県上田市出身の元高等学校教員・長岡秀貴氏の自伝をもとに、理想の教育現場を実現させようと学校設立に立ち上がった元高校教師が、かつての教え子らと奮闘する姿を描く。松岡茉優、柾木玲弥、山本涼介ら旬の若手俳優陣が共演する。
加治が演じるケンジ役のモデルとなった人物は、体格がよくおおらかなムードメーカー的キャラクター。森谷雄監督は、ケンジ役は加治しか考えられないと熱烈にオファーしたものの、その体格が大きな個性となっていたため、20キロ増量することを絶対条件とした。そしてオファーから約半年後、初めてキャストが顔を合わせた日に、加治は約束どおり20キロ増量し、監督やキャストを驚かせた。
名優ロバート・デ・ニーロが出演作品によって、肉体改造や語学の習得など、過酷なまでの役作りを行うことから、映画業界では貪欲な役作りを追及することを「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ぶが、森谷監督は「彼は、若手俳優で唯一、デ・ニーロ・アプローチの出来る俳優だ」と絶賛。主演の三浦も、「この作品の見どころのひとつは、加治将樹の太りっぷりといっても過言ではない」と明言している。
また、加治が演じる役のモデルとなった人物は「はじめて会った気がしません」と、自分の生き写しのような加治の姿に喜びのコメントを寄せた。なお、加治は撮影後ストイックな減量により、体重をもとに戻したそう。まさに体当たりで役に挑んだ俳優魂をスクリーンで確認して欲しい。
「サムライフ」は、2015年2月7日からTOHOシネマズ上田ほか長野県の劇場で先行公開。2月28日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。