三浦貴大、松岡茉優ら共演の「サムライフ」は来年2月公開!長野では先行上映
2014年9月23日 09:00
[映画.com ニュース] 俳優の三浦貴大が主演を務め、気鋭の若手女優・松岡茉優らが共演する映画「サムライフ」が、2015年2月28日から全国で順次公開されることが決定。本作の舞台であり、ロケ地ともなった長野県では、2月7日から先行上映されることが発表された。
長野県上田市出身の元高等学校教員・長岡秀貴氏が、地元で認定NPO法人「侍学園スクオーラ・今人(いまじん)」を設立するまでの経緯を記した同名自伝をもとに、理想の教育現場を実現させようと学校設立に立ち上がった元高校教師ナガオカがかつて教え子らと奮闘する姿を描く。
「27歳、元高校教師。全財産725円。だけど『学校』つくります!」というコピーが興味をかき立てるティザービジュアルも、公開日の決定とともにお披露目された。時に衝突し、時に励まし合い、夢を追うナガオカ(三浦)と4人仲間たちの姿が切り取られ、力強く熱い物語を予感させる仕上がりとなっている。
主人公・ナガオカ役には、人気漫画を実写映画化する話題作「進撃の巨人」をはじめ、「リトル・フォレスト 冬・春」や「繕い裁つ人」の公開が控えている三浦。女優業だけでなくバラエティ番組のMCでも躍進中の松岡をはじめ、加治将樹(ドラマ「ほっとけない魔女たち」)、柾木玲弥(ドラマ「みんな!エスパーだよ!」)、山本涼介(「好きっていいなよ。」)と若手注目株たちが、ナガオカの教え子役で共演する。
「“自分で生き方を決める学校”をつくる」という夢を掲げる元高校教師のナガオカは、自分の居場所を探していた教え子たちとともに、学校の設立資金を集めるためショットバーを経営し、出版社までも自らの手で立ち上げる。その一方で、様々な事情から学校に通えない子どもたちと出会い、彼らの人生を変えたいと思いながらも責任の重さに押しつぶされそうになるが、仲間や妻、応援してくれる人たちに支えられ、夢の実現に向けてまい進する。
長野・上田市でオールロケを敢行しており、自然豊かな風景も見どころのひとつ。大杉漣、渡辺大、きたろう、マキタスポーツら個性派キャストが脇を固め、20年以上にわたりプロデューサーとして活動してきた森谷雄監督が長編映画で初メガホンをとる。
「サムライフ」は、15年2月7日からTOHOシネマズ上田ほか長野県の劇場で先行公開。2月28日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。