新星ヘイリー・スタインフェルド「はじまりのうた」ギター演奏は「もう最高」
2014年12月30日 21:00
[映画.com ニュース] キーラ・ナイトレイ主演作「はじまりのうた」で、初々しい高校生役を演じた新進気鋭の女優ヘイリー・スタインフェルド。コーエン兄弟の「トゥルー・グリット」(2010)で長編映画初出演を飾り、当時14歳にしてアカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たした新星が、本作で初披露したギター演奏や、共演者のマーク・ラファロについて語った。
「ONCE ダブリンの街角で」で知られるジョン・カーニー監督の最新作は、ニューヨークを舞台に、音楽がつなぐ予想外の出会いと最高の“はじまり”を描いた物語。12月11日に18歳の誕生日を迎えたスタインフェルドは、主人公グレタ(ナイトレイ)を見いだす落ち目の音楽プロデューサー・ダン(ラファロ)の娘バイオレットを爽やかに演じている。
ファッションブランド「ミュウミュウ」の2011秋冬シーズンの広告塔を務めるなど、モデルとしても魅力を発揮したスタインフェルドが、本作ではギターの演奏に挑戦。その感想は、「もう最高でした」。カーニー監督も、バイオレット(スタインフェルド)が屋根の上でギターを弾くシーンを本作で一番のお気に入りに挙げている。音楽は「日常生活において非常に重要なもの」というスタインフェルドは、「この映画に出てくる音楽と雰囲気は本当に素晴らしいですよ。変わってるけど、とてもクールです」とコメントを寄せた。
スタインフェルドが演じたバイオレットは、自分の人生を振り回すダン(ラファロ)を決していい父親とは思っていなかったが、成長とともに父親の音楽に対する熱い思いを感じ取るようになっていく。一方、スタインフェルドとラファロの関係は最初から良好だった様子。「とにかく素晴らしい人。私にとても良くしてくれました。一緒に仕事をしていて本当に最高です」とラファロを慕う。さらに「ものすごく才能があって、成功していて、人柄も最高な人と出会うことって、私にとってはとても大切なんです」と真摯に語った。
「はじまりのうた」は、2月7日から全国で公開。