故ロビン・ウィリアムズさんが絶賛した「ナイト ミュージアム」3部作の“女優”とは?
2014年12月29日 18:00

[映画.com ニュース] 8月に急逝したロビン・ウィリアムズさんが、ベン・スティラー主演の人気シリーズ最新作「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」で共演したベテラン“女優”を絶賛していたことがわかった。
数々のコメディ作品で観客を魅了してきたウィリアムズさんが太鼓判を押したのは、猿のクリスタルちゃん。大ヒット作「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」での喫煙シーンが物議を醸した動物タレントだ。ウィリアムズさんは、「クリスタルはどんどん上手くなっている。特定の瞬間に何をすればいいか、きちんとわかっているんだ。アクションができる猿だし、レベルアップしているよ」と称賛。さらに「最終章では、デクスター(クリスタル)は感動的な瞬間を見せる」と明かしている。
夜のミュージアムで生き生きと動きだす展示物たちの冒険を描いた同シリーズの1作目から、クリスタルちゃんは雄のノドジロオマキザル、デクスターを演じている。これまでに、エディ・マーフィ主演の「ドクター・ドリトル」と続編「ドクター・ドリトル2」、スティーブン・スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」、キャメロン・クロウ監督の「幸せへのキセキ」など20本以上の映画に出演。前作「ナイト ミュージアム2」では、“1人2役”でロケットに乗って宇宙飛行をした伝説の猿エイブルも演じてみせた。
シリーズ全3作を通してメガホンをとったショーン・レビ監督も、「クリスタルにはいつもびっくりさせられた。第1作に出演した時から、その“人柄”や魅力はシリーズの大きな部分となっているんだ」と絶賛し、「この3回目のアドベンチャーで、クリスタルの魅力をもっと見せることができて嬉しかったよ」と語った。
シリーズ最終章となる「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」では、展示物たちに命を吹き込むエジプトの石版「タブレット」の力が消えそうになり、主人公のラリー(スティラー)が高校生になった息子ニックと仲間たちを連れ、秘密を解く鍵があるという大英博物館へ。そして、博物館を動かしていた魔力の謎がついに暴かれる。ウィリアムズさんがルーズベルト元大統領役で最後の名演を見せるほか、オーウェン・ウィルソン、リッキー・ジャーベイスといったおなじみの面々が再集結し、ベン・キングズレー、ダン・スティーブンスら新たなキャストも加わった。3月20日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース





