「シン・シティ」最新作のロドリゲス監督、豪華キャストをまとめた撮影術を告白!
2014年12月29日 06:00
[映画.com ニュース] ブルース・ウィリスら豪華キャスト共演の「シン・シティ 復讐の女神」でメガホンをとったロバート・ロドリゲス監督が、困難を極めたスケジュール調整の問題を解決するため採用した、“キャストを個別に撮影する”テクニックを明かした。
ウィリスをはじめジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ジョシュ・ブローリン、パワーズ・ブース、ジョセフ・ゴードン=レビット、エバ・グリーンら、単独でも主演級のスターが結集した本作だけに、撮影スケジュールの調整はきわめて困難だったという。そこでロドリゲス監督は、キャストの演技とCGの背景を全編にわたって合成する本作の製作手法を逆手に取り、キャストを個別に撮影するテクニックを採用した。
多くのキャストが一堂に会するシーンでも、実際には別々で撮影し、その後合成。劇中でロークとブローリンが息のあった掛け合いを披露する場面でも同様の手法を駆使し、キャストがそろう手間を省いている。
ロドリゲス監督は、「ジョシュ・ブローリンは、最初日程が合わず出演を断られた。だから僕らが日程を調節した。結局、ジェシカの撮影のあと2週間ごとに休み、他のキャストを待った。休み明けにミッキーの撮影をし、クリスマスの3週間を休み、1月にジョシュを迎えたんだ」と述懐。続けて、「彼は着くなり『ミッキーは?』と聞く。『彼の撮影は終わった』と言うしかなかった。ジョシュとはよく出掛けたり酒を飲んだりした」と当時を振り返っている。
「シン・シティ 復讐の女神」は、「シン・シティ」(2005)の続編で、欲望渦巻く罪の街で繰り広げられる、腐敗した権力に汚されたアウトサイダーたちの壮絶な復しゅう劇を描く。1月10日から東京・TOHOシネマズスカラ座ほか全国で公開。
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