安藤サクラ、「百円の恋」初日に感無量「初めてリングに上がるような気持ち」
2014年12月20日 18:26
東京・山梨・愛知・福岡の4館で封切られた本作、立ち見が出る程の超満員となった客席に安藤は、「(役柄の)一子が初めてリングに上がるときみたいな気分でちょっと震えています。本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感無量の面持ちで喜びを語った。
4年の歳月をかけて本作完成させた武監督は、公開を迎えた感想を、「4年前に足立さんに電話して『何か作ろう』と言ったのを今でもはっきり覚えている。あの時足立さんが電話に出てくれてよかった。映画というのはお客さんに見て頂いて完成。本当によかったです」と感慨深げに語った。すると足立が「4年前電話に出てよかったですよ。たまに武さんだと『今日はいいや』って(電話に出ない)いうこともあるんですよ(笑)。運命が変わった気がします」とおどけ、会場の笑いを誘っていた。
また、安藤は完成後の作品を初めて見た感想を、「自分の出ている作品はソワソワしてしまうんですけど、それも後半忘れてしまって、自分じゃない人みたいに見ていました。武さん、かっこいいよ! って。血行がよくなりました」と身振り手振りでその興奮を説明した。新井も「自分は反省が多々あるんですけど、作品とサクラに関しては『うわー! すごい! かっこいい!』って。武さんすごいなと。自信を持って宣伝できる作品です」と言い切った。
本作のプロモーションを通して、安藤を「日本一の映画女優」と絶賛してきた新井は、この日も「サクラはナンバーワン」と褒めちぎり安藤を大照れさせたが、安藤も「新井さんだから戦えたという感じです」と応じてほめそやし合戦に発展。「『百円の恋』の新井さんがめちゃめちゃかっこよくて、最後のシーンの顔も忘れられなくて、新井さんの中で(新井演じる祐二が)一番好きなんです」と力説し、今度は新井が「褒めてるの?」と照れた様子で聞き返していた。
今作のために短期間で激しい減量を行った安藤と新井は、終始撮影期間中の体の変化について「ヒト科の生物として神秘を感じた」(安藤)と笑い、大盛り上がりで話を進めたが、武監督は「非常に難しいことにチャレンジする気持ちが強くて、欲望が強いお二人。苦労されているのを見ていたのですが、そこにお二人の肉体が現れたときは嬉しくなってしまって、幸せな毎日でした。早く明日にならないかなという珍しい現場でした」と役者魂を見せた2人に感服していた。
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