スピルバーグ監督、新作の主演女優に10歳の少女を抜てき
2014年12月19日 11:30
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、最新作「The BFG(原題)」の主役に10歳のイギリスの少女を大抜てきしたとThe Wrapが報じた。
同作は、「チャーリーとチョコレート工場」や「ファンタスティックMr.Fox」の原作者として知られる、英作家ロアルド・ダールの児童小説「オ・ヤサシ巨人 BFG」の実写映画化。児童養護施設で暮らす少女が心優しい巨人にさらわれ、人食い巨人たちを退治しにいくという物語だ。
長期間に及んだオーディションの末、ヒロインの少女ソフィー役にはルビー・バーンヒルちゃんが決定。演技歴は2年あるものの、本作が銀幕デビューとなる新星。スピルバーグ監督は、「ロアルド・ダール本人もわたしたちと同じようにルビーの素晴らしさに魅了されるはずです」と声明を発表。「E.T.」のドリュー・バリモアや「太陽の帝国」のクリスチャン・ベールら、子役発掘の名人として知られるスピルバーグ監督だけに、その演技に注目が集まる。
なお、心優しき巨人役には英舞台俳優マーク・ライアンスが決定している。「E.T.」の脚本家として知られるメリッサ・マシスンが脚色を手がけており、クランクインは2015年上半期、全米公開は16年7月1日を予定している。