ハリウッド俳優・尾崎英二郎凱旋!活動の原点は「ブラック・レイン」
2014年12月10日 21:30

[映画.com ニュース] ハリウッド俳優の尾崎英二郎が12月10日、都内で行われた米ドラマ「エージェント・オブ・シールド」特別上映イベントに出席した。尾崎は同作のシーズン2第8話に日本人俳優として初出演しており、登壇するなり観客からの喝さいを浴びていた。
ハリウッドで活動するきっかけを問われた尾崎は、学生時代のアメリカ留学を振り返り「学生街で見た映画の1本が、先日お亡くなりになった高倉健さんの『ブラック・レイン』でした」と感慨深げ。「ハリウッド俳優を食うくらいの演技を、松田優作さんや若山富三郎さんがやられているのを見た時に、こういうところを目指したいと植えつけられた」と当時の興奮を明かし、「特に高倉健さんが素晴らしいのは、英語のセリフでしゃべっても健さんの人柄が変わらない。英語っぽくならず、日本語で語っている時とたたずまいが変わらない。それにすごく影響を受けました」と最敬礼だった。
尾崎は、映画「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」や、スティーブン・スピルバーグ制作総指揮のドラマ「EXTANT(エクスタント)」「HEROES/ヒーローズ」などの話題作に出演。しかし「エージェント・オブ・シールド」の守秘義務には驚かされたそうで、「1エピソード分の台本を頂けなかったのはこのドラマだけです。事前に(台本を)頂いたのは、登場シーンだけ。あとは映画とリンクする可能性があるので、絶対に情報を出さない。それは初めて経験しました」と告白した。
本イベントのために12月8日に帰国しており、2015年1月初旬ごろまでの滞在を予定している。この日は原幹恵とお笑いコンビ「ダイノジ」の大谷ノブ彦も登壇。「男性も女性も、アメリカはセクシーな人を求める」という尾崎に、原は「向こうに帰った際には、『原幹恵よかったよ』とぜひ宣伝をお願いします」とおねだりしていた。
同シリーズは、米マーベル・コミックのアメリカンコミックのヒーローが活躍する「アベンジャーズ」のスピンオフ作品。国際平和維持組織“S.H.I.E.L.D.”が、悪の手から世界を救うため戦う姿を描く。15年1月7日からシーズン1のDVDレンタルが開始され、21日にはDVD&ブルーレイが発売。さらに、WOWOWでは12月27日~15年1月4日に全22話が一挙放送される。
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