豪華キャストの歌声も必聴!「ANNIE アニー」本予告編が公開
2014年12月2日 16:15

[映画.com ニュース] オスカー俳優ジェイミー・フォックスと、「ハッシュパピー バスタブ島の少女」で史上最年少のアカデミー賞主演女優賞候補となったクワベンジャネ・ウォレス主演で描く「ANNIE アニー」の本予告編が、このほど公開された。
名匠ジョン・ヒューストンが1982年に映画化した名作ブロードウェイミュージカルを、現代のニューヨークに舞台を置き換え、ウィル・スミスとミュージシャンのショーン・“ジェイ・Z”・カーターがプロデュース。孤児ながらも明るくひたむきな少女アニー(ウォレス)が、潔癖症で偏屈なニューヨーク市長選候補スタックス(フォックス)をはじめ、周囲の人々にあたたかな心を芽生えさせていくさまをハートフルに描く。
公開された予告編では、アニーが、市長選候補で大企業の経営者であるスタックスと出会い、共同生活を通じて打ち解けていく様子が映し出される。当初は選挙に向けてのイメージアップとしてアニーを利用しようとするスタックスだが、「私とあなたよ」とふたりを描いたカードをアニーから贈られるなど心の交流を重ねるうちに、「あの子を引き取りたいの?」と秘書に尋ねられるほどの心境に。
終盤では名曲「Tomorrow」とともに歌唱&ダンスシーンが次々と映し出され、親が見つかったというアニーとスタックスの別れを予感させるシーンも交えられる。ミュージカル初挑戦となったキャメロン・ディアスが演じる皮肉たっぷりな里親ハニガンの「幸せなんて追いかけてもムダよ!」という言葉と、それに応えるかのようなスタックスの「大切なものはきっと目の前にある」という台詞。そして、「明日は、きっと笑う。」というコピーが印象的だ。
1977年が初演のブロードウェイミュージカル「アニー」は、同年のトニー賞で作品賞をはじめ7部門を受賞した傑作ロングヒットミュージカル。日本では78年に初演を迎え、86年以降は毎年公演が行われている。「レ・ミゼラブル」「ジャージー・ボーイズ」「イントゥ・ザ・ウッズ」などミュージカルの映画化作品に注目が集まるなか、「ステイ・フレンズ」「小悪魔はなぜモテる?!」のウィル・グラックが今作のメガホンをとった。15年1月24日から全国公開。
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