NHK紅白歌合戦、初出場組が勢ぞろい！セカオワFukase、リハビリ中の父に思い届け

V6は、井ノ原快彦が会見の司会を務めた有働由美子アナウンサーと情報番組「あさイチ」のキャスターをしており、岡田准一が大河ドラマ「軍師官兵衛」に主演するなどNHKへの貢献が認められた形。今月1日からデビュー20周年に突入していることもあり、井ノ原は「SMAPさんのバックで2度ほど踊ったことはあるが、96年からずっとカウントダウンをやってきて、もう（出場は）ないんだろうと思っていた。やっと親孝行ができるし、待ってくれていたファンにも恩返しができる」と笑顔で話した。

「官兵衛ちゃんは、どうなの？」と井ノ原に振られた岡田も、「去年は審査員として見ていたステージに立てると思うと光栄な気持ち。いろいろなことを乗り越えてきた6人のきずなをうまく出せたら」と感慨深げ。そして、「人生を見つめ直す20周年にしたい。いい年の取り方をしているグループと言われたいですね」と話した。

HKT48の出場により、全48グループのそろい踏みが実現。AKB48として出演したこともある指原莉乃は中継で「たかみな（高橋みなみ）さんには申し訳ないが、ナンバー1を狙いたい。ライバルはV6さんです」と宣戦布告。これには、井ノ原が「数では圧倒的に負けるので、僕らはらしさで。でも、仲良くやりたいですね」と苦笑いだった。

May J.は、大ヒットアニメ映画「アナと雪の女王」の日本語版主題歌「Let It Go」を歌うことが濃厚で、「歴史ある番組なので、全力で歌いたい」と抱負。「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukase（29）は、「先月、父親が脳出血で倒れ、今もリハビリ中なので、父に届くよう一生懸命歌いたい」と悲壮な決意。初出場ながら欠席した薬師丸ひろ子は、「感謝の気持ちを込めて歌います。皆さんに届きますように」というメッセージを寄せた。

また、企画コーナーに出演する大人気アニメ「妖怪ウォッチ」の主題歌、エンディングをそれぞれ歌う「キング・クリームソーダ」、「Dream5」も出席。キング・クリームソーダのボーカル・マイコは「妖怪たちが紅白に連れてきてくれた。妖怪たちと一緒に紅白を盛り上げたい」と笑顔。人気キャラクターのジバニャンも、マイコを通して「頑張るニャン」と体いっぱいで喜びを表現していた。