三浦友和「理想の夫婦」9連覇!「本当に相性のいい伴侶に恵まれました」
2014年11月22日 15:50

[映画.com ニュース] 東日本大震災の被災地で暮らす人々の生活や地域医療の現実を、麻酔科医の視点から描いた映画「救いたい」が11月22日、全国74スクリーンで封切られ、主演の鈴木京香、三浦友和、神山征二郎監督、原作者で現役麻酔科医の川村隆枝氏が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。
仙台医療センターに勤める麻酔科医・川島隆子(鈴木)は、被災地に診療所を立ちあげた夫・貞一(三浦)を妻として支えていく。この日、11月22日(いいふうふのひ)にちなみ明治安田生命が実施した「理想の夫婦」アンケートで、三浦と山口百恵夫妻が9年連続1位に輝いたことが伝えられると、三浦は「かつての(プロ野球の)ジャイアンツみたいな」と照れ笑い。そして「3日前に34回目の結婚記念日だった。9連覇と言われても、あとの25年は何だったんだという。本当は34回とりたかったな」と野心的に語り、夫婦円満の秘けつを「本当に相性のいい伴侶に恵まれました。秘けつも何もないです」と明かしていた。
本作が被災地を舞台に描くだけに、宮城県出身の鈴木は初日を迎え「去年は楽しく、そして胸を締め付けられるような思いをしながら宮城県でロケを進めていた。その時いろんな方とお会いして、いろんな思いが大勢の方たちに努力が伝わると思うと嬉しい気持ち」と感無量。三浦は、自身が1995年の阪神淡路大震災を大阪で被災したことに触れ「災害の悲惨さを忘れてはいけないのもそうだが、直面した時の、被災した方たちの思いを、もう一度思い出すことは必要だと思う」と呼びかけた。
さらに、三浦、神山監督が今月10日に死去した故高倉健さんと縁が深かったこともあり、壇上では登壇陣が追悼の意を示した。「八甲田山」(1972)の助監督時代に高倉さんと仕事をした神山監督は、「(撮影が)終わった時にジッポライターに“戦友へ”と刻んで健さんがプレゼントしてくれた。監督として健さんとあいまみえたいと思っていたが、実現しなかった」と無念の表情。「海峡」(82)で共演した三浦も「宣伝活動で撮影中のエピソードを聞かれると、ほとんどなくて無理矢理作るんですが、健さんに関しては山ほどにあります。でもそれは、自分の胸の中にしまっておきたい」と高倉さんを偲んだ。
(C)2014「救いたい」製作委員会
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