「エクスペンダブルズ3」ウェズリー・スナイプスが明かす刑務所生活で得た教訓
2014年11月14日 07:00

[映画.com ニュース] 「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」に出演し、シリーズ初参加を果たした俳優のウェズリー・スナイプスが、米ロサンゼルスで本サイトの取材に答えた。
得意のマーシャルアーツを生かしたアクション映画で活躍するスナイプスは、マーベルコミック原作の「ブレイド」シリーズでバンパイアヒーローを演じていることでも知られる。第3弾にして初の参加となるが、実は第1弾からメンバーの一員に加わる予定だった。「デモリション・マン」でシルベスター・スタローンと共演経験があるため、“御大”から直々に誘われていた。
しかし、「私生活上のトラブル」が原因で辞退を余儀なくされる。虚偽申請による脱税で、刑務所送りになってしまったためだ。3年間の服役を終えて出所すると、スタローンが再び出演オファーを出してくれたのだという。「『エクスペンダブルズ3』に呼ばれたときは、とても感激したよ。まさか、こんな機会が再びめぐってくるとは思わなかったから」
今作でスナイプスが演じるのは、元軍医にしてナイフの達人のドク。スタローンがスナイプスを想定して生み出したキャラクターのため、その個性や経験が生かされているという。
「彼はちょっとクレイジーに映るキャラクターだ。8年間も刑務所暮らしをしていたという設定なので、演じるうえでは彼の心境を想像したよ。突然、解放されたらなにをするだろう、と。まずは、深く空気を吸って、景色を楽しむはずだ。太陽の光を全身感じる。そういった詩的なことを一通り体験したら、復しゅうに出かけていく、という(笑)」
刑務所生活のおかげで、役者として成長できたとスナイプスは語る。「刑務所生活はだれにもお勧めしないよ。できることなら、避けたほうがいい。ただ、ぼくの場合は、孤独に置かれたことがきっかけで、深く瞑想に浸ることができたのは大きな喜びだった。おかげで心の落ち着きを得ることができたよ」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」は、公開中。
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