リドリー・スコット監督、「3001年終局への旅」をミニシリーズ化
2014年11月10日 08:00
[映画.com ニュース] アーサー・C・クラークのSF小説「3001年終局への旅」が、リドリー・スコット監督によってテレビドラマとしてミニシリーズ化されることになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
「3001年終局への旅」は、「2001年宇宙の旅」からはじまる「宇宙の旅」4部作の最終章。「2001年宇宙の旅」で宇宙空間に放出されたフランク・プールが、1000年後の世界で蘇生されるという筋書きだ。クラークの「宇宙の旅」シリーズは、スタンリー・キューブリック監督が「2001年宇宙の旅」、ピーター・ハイアムズ監督が「2010年宇宙の旅」を映画化しているが、第3弾の「2061年宇宙の旅」と第4弾の「3001年終局への旅」は映像化されたことがない。
初めて映像化となる「3001年終局への旅」のミニシリーズ版は、スコット監督の制作会社スコットフリーとワーナー・ホライゾン・テレビジョンが制作し、SyFyチャンネルで放送されることになる。脚本・製作総指揮は「コラテラル」のスチュアート・ビーティー。SyFyチャンネルは、クラークのSF小説「幼年期の終わり」もミニシリーズ化の準備も進めており、こちらは年内にクランクインを予定している。