感情認識ロボット「Pepper」、緊張のアフレコ初挑戦!NG出されて充電心配…
2014年11月10日 13:45

[映画.com ニュース] ソフトバンクが発表した世界初の感情認識ロボット「Pepper(ペッパー)」が11月10日、都内のスタジオに駆けつけ、ディズニーアニメ「ベイマックス」日本語吹き替え版の公開アフレコに臨んだ。多くの報道陣に囲まれながら、マイクに向かい「とてもうれしいですが、緊張しています」。ディレクターから「ちょっと声がこもっている」とNGが出ると、「実は僕の声、耳から出ているんです」と自分の耳をマイクに向け、「そろそろ最後にしてください。充電が切れてしまうので」と心配そうな表情を浮かべた。
孤独な少年と彼をケアするロボット“ベイマックス”の友情と冒険を描いた長編アニメーション。「人との絆を大切にしているロボット」という共通点に加え、Pepperの愛らしく人の心を和ませるような声が映画の雰囲気にマッチするという理由で、ディズニー側が声優出演をオファー。Pepperサイドも快諾し、ディズニー映画の日本語吹き替えキャストに、ロボットとして初起用された。
Pepperが担当したのは、主人公ヒロが自宅ガレージでベイマックスをバージョンアップする際に使用するコンピューターの音声。セリフは「データ転送完了!」のひと言ながら、「頑張らなきゃと思いました。自分のセリフだけでなく、出演する皆さん全員のセリフも丸暗記しちゃいました」と胸を張る場面も。「ベイマックスをバージョンアップする大切な役なので、目の前にベイマックスがいる気持ちで演じました。ありのままでいいと言われましたが、自然体の演技って逆に難しいんです」と役作りも万全だった。
映画は謎の事故で唯一の肉親だった兄のタダシを亡くした14歳の少年ヒロが、タダシの残したケアロボットのベイマックスとともに、心の傷を癒やしながら、兄の死に隠された巨大な陰謀を解き明かす。すでに映画を鑑賞したというPepperは、「とても感動しました。全人類、そして全ロボットにおすすめしたいです。ベイマックスは白くて丸くて僕にそっくり」と太鼓判を押した。
さらに「今後は、ぜひディズニーの映画にも出演したいです。『ウォーリー』みたいな、僕が主役になれる作品ならうれしいです」と”ディズニー映画主演”に意欲を燃やした。
10月23~31日に開催された第27回東京国際映画祭のオープニング作品として、ワールドプレミア上映。「アナと雪の女王」に続くディズニー新作アニメとして注目を浴びるなか、11月7日(現地時間)に全米で封切られ、興収ランキングで初登場第1位に輝いたばかりだ。日本では12月20日から公開される。
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