映画「寄生獣」スピンオフ「ミギーの世界を教えて」が、日テレ「ZIP!」で放送
2014年11月7日 23:30
[映画.com ニュース] 岩明均氏の人気漫画を山崎貴監督、染谷将太主演で映画化する「寄生獣」が、日本テレビ系の情報番組「ZIP!」とコラボーレション。11月10日から28日までの同番組内で、スピンオフムービー「ミギーの世界を教えて」が放送されることが決まった。
「寄生獣」は、人間の脳に寄生し、全身を支配してしまう正体不明の生物「パラサイト」が世にはびこり、右腕に宿ったパラサイト「ミギー」と共生することを余儀なくされた高校生の泉新一が、パラサイトと人間との間に起こる争いに巻き込まれていく姿を描く。「永遠の0」の山崎監督により2部作として実写映画化され、前編は先日行われた第27回東京国際映画祭のオープニング作品としてプレミア上映された。
今回のコラボムービーは、映画のスピンオフとなっており、寄生生物ミギーが新一の右手に寄生してからの日常と、ミギーが人間の世界を学んでいく過程を全15回にわたって描く。ミギーの目を通して見ることで、人間の奇妙でおかしな習慣や習性がコミカルに浮かび上がってくる。
出演は、主人公・泉新一役の染谷、新一の幼なじみとなる村野里美役の橋本愛、寄生生物ミギーをパフォーマンスキャプチャーで演じた阿部サダヲと、映画と同じキャストが再結集。「JR東海」「Panasonic」「Google」など数々のCMを手がける気鋭のディレクター・松本貢が監督を務め、制作をROBOT、VFXを白組が担う映画と同様のスタッフ体制で、全編を撮り下ろした。
山崎監督は、「映画の新一は休む暇の無い厳しい日々をサバイバルしていましたが、こちらの新一はミギーと共にのんびりとぬるい日常を送っているようです。ちょっとだけ見せてもらいましたが、新一達にこんなゆったりとした時間も有ったのかもしれないなと思うと、それだけで素直に“良かったね”と思ってしまいます」とコメント。「皆さんも映画を見る前に予習としてミギーや新一、里美と仲良くなって下さい。多分映画が1.5倍ぐらいおもしろくなると思います」と推奨している。