妻夫木聡「バンクーバーの朝日」バンクーバー映画祭で観客賞を受賞!
2014年10月15日 08:00

[映画.com ニュース] 石井裕也監督、妻夫木聡主演の映画「バンクーバーの朝日」が、第33回バンクーバー国際映画祭で観客賞(Rogers People’s Choice Award)を受賞した。
特別招待作品(ガラ・プレゼンテーション)部門に出品された本作は、世界65の国と地域から集まった350作品以上のなかで最も観客に支持された長編作品に輝いた。ワールドプレミアとなった9月29日(現地時間)の公式上映には、石井監督と妻夫木、共演者の亀梨和也が出席し、本編上映後にはスタンディングオベーションが沸き起こるなど、現地の日系人をはじめ地元バンクーバーの観客にも熱烈に受け入れられた。
「ダラス・バイヤーズクラブ」でマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトにオスカーをもたらしたジャン=マルク・バレ監督の最新作「Wild(原題)」をはじめ、今年のカンヌ映画祭でベネット・ミラーが監督賞を受賞した「フォックスキャッチャー(原題)」、ジュリアン・ムーアが主演女優賞に輝いた「マップ・トゥ・ザ・スターズ」(デビッド・クローネンバーグ監督)などが出品されているなかでの観客賞受賞。昨年は、是枝裕和監督、福山雅治主演の「そして父になる」が同賞に輝いており、日本映画が2年連続で栄誉を手にした。
戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気や誇り、希望を与え、白人社会からも賞賛と人気を勝ち得た実在の野球チーム「バンクーバー朝日」の実際の記録をもとに、戦前の日系移民たちのドラマを描いた。12月20日から全国で公開。
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