デビッド・フィンチャー最新作「ゴーン・ガール」特別映像が公開
2014年10月15日 17:00

[映画.com ニュース] 「セブン」「ドラゴン・タトゥーの女」のデビッド・フィンチャー監督が「アルゴ」のベン・アフレックを主演に据えて描くスリラー「ゴーン・ガール」の特別映像が、このほど公開された。
同映像は、結婚5周年の記念日に妻エイミー(ロザムンド・パイク)が突然失踪する不幸に見舞われた夫ニック(アフレック)が、日を追うごとに悲劇の夫から「妻を殺害した容疑者ではないか?」との疑いにさらされていく姿をダイジェストで追っていくもの。「3時間後」「6時間後」「24時間後」という時間の経過とともに大量の血痕や日記、人形などの謎めいたアイテムが次々と発見され、その一方で、ニックの隠されていた私生活がメディアによって暴かれていく。窮地に追い込まれていくニックは、本当に妻を殺したのか。そして、エイミーはどこに消えたのか。わずか1分強の映像ながら、同作の世界を緊張感たっぷりに伝える内容となっている。
フィンチャー監督は、誰よりも共に時間を過ごしていたはずのパートナーの知らなかった一面が明らかになるという日常の思いがけない崩壊を描き出す。疑惑の夫を演じたアフレックは、「ニックとの接点を見つけて役になりきった。彼はごく普通の男という設定だ。良い人になろうとしているが、うまくいく時もあれば、失敗することもある。だから、他人から妻を殺したと考えられてしまうんだ」と、誰もに当てはまる共通点を明かしている。
「ゴーン・ガール」はニューヨーク映画祭のオープニング作品としてプレミア上映され注目を集め、2週連続で全米興行ランキング第1位を獲得した話題作。オープニング成績3800万ドルはフィンチャー監督作品歴代No.1の記録となっている。12月12日から日本公開。
(C)2014 Twentieth Century Fox
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