小栗康平監督の新作、オダギリジョーで画家・藤田嗣治描く
2014年10月13日 18:15
[映画.com ニュース] 処女作「泥の河」、カンヌ映画祭審査員特別グランプリ「死の棘」、モントリオール世界映画祭審査員特別大賞「眠る男」など、国際的評価の高い小栗康平監督の10年ぶりの新作が始動した。
作品タイトルは「FOUJITA」(フジタ)。西洋画壇で絶賛を浴びたエコール・ド・パリ(1920年代を中心にパリで活動し、出身国・画風も様々な画家たちの総称)の代表的な画家であり、戦争に翻ろうされた日本人・藤田嗣治(フジタ)を題材に、小栗監督自身の脚本によりフジタの生きた時代を描く。
主演にオダギリジョーと中谷美紀。ほか、加瀬亮や岸部一徳、風間杜夫、フランスで大人気の若手俳優アナ・ジラルドら、日仏の実力派俳優が顔をそろえる。また、「アメリ」で知られるクローディ・オサールがプロデューサーを務めるなど、話題の多い日仏合作映画となる。
すでに角川大映スタジオで15日からクランクインしており、24日から1カ月間のフランスロケに入った。帰国後は、10月末から日本パートの撮影を行ない、クランクアップは年内、完成は来年3月を予定している。
製作委員会は、K&A企画、小栗康平事務所、ユーロワイド・フィルム・プロダクション(パリ)。映画化権は小栗事務所がADAGP(パリ)から独占的に取得した。製作者は井上和子、小栗、オサール。完成尺数は約2時間。文化庁国際共同製作映画支援事業に採択されている。(文化通信)
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