泥の河

劇場公開日

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解説

大阪安治川河口を舞台に、河っぷちの食堂に住む少年と、対岸に繋がれた廓舟の姉弟との出会いと別れを描く。第十三回太宰治賞を受賞した宮本輝の同名の小説を映画化したもので、脚本は人気TVシリーズ「金八先生」の重森孝子、監督は浦山桐郎監督に師事し、これが第一回作品となる小栗康平、撮影は「泣く女」の安藤庄平がそれぞれ担当。

1981年製作/105分/日本
原題:Muddy River

ストーリー

朝鮮動乱の新特需を足場に高度経済成長へと向かおうとしていた昭和三十一年。河っぷちの食堂に毎日立ち寄っていた荷車のオッチャンが事故で死んだ。ある朝、食堂の息子、信雄は置き去りにされた荷車から鉄屑を盗もうとしていた少年、喜一に出会った。喜一は、対岸に繋がれているみすぼらしい舟に住んでおり、信雄は銀子という優しい姉にも会った。信雄の父、晋平は、夜、あの舟に行ってはいけないという。しかし、父母は姉弟を夕食に呼んで、暖かくもてなした。楽しみにしていた天神祭りがきた。初めてお金を持って祭りに出た信雄は人込みでそれを落としてしまう。しょげた信雄を楽しませようと喜一は強引に船の家に誘った。泥の河に突きさした竹箒に、宝物の蟹の巣があった。喜一はランプの油に蟹をつけ、火をつけた。蟹は舟べりを逃げた。蟹を追った信雄は窓から喜一の母の姿を見た。裸の男の背が暗がりに動いていた。次の日、喜一の舟は岸を離れた。「きっちゃーん!」と呼びながら追い続けた信雄は、悲しみの感情をはじめて自分の人生に結びつけたのである。船は何十年後かの繁栄と絶望とを象徴するように、ビルの暗い谷間に消えていく。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第5回 日本アカデミー賞(1982年)

受賞

監督賞 小栗康平

ノミネート

作品賞  
脚本賞 重森孝子
助演女優賞 加賀まりこ

第54回 アカデミー賞(1982年)

ノミネート

外国語映画賞  
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映画レビュー

4.0何が良かったって、

ShioNさん
2022年6月20日
iPhoneアプリから投稿

加賀まりこが美しすぎてこんな女郎が青線の廓舟のるかいな、と思いました。遊郭入って直ぐ部屋持ち花魁サクっと水揚げですよ。以上!

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ShioN

3.5加賀まりこ

2021年12月14日
iPhoneアプリから投稿
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せいちゃん

4.0おばけみたいなデッカい鯉に食べられてしもた

2021年11月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

内容。舞台は戦後11年頃まだ敗戦の色濃い大阪に突如宿船とよばれる船が少年の家の対岸につき川を挟んで宿船の子供二人と母親の3人家族同士の軋轢と主人公ノブオ【両親とノブオの3人家族】の大人への成長物語。オバケみたいなデッカい鯉は日本にとってのアメリカ🇺🇸で大人も子供も混乱から傷を治そう皆必死で生きていこうとする姿が痛い。台詞でノブオは水に生える木かぁという言葉が1番印象に残った。廓船が🚢ノブオを子供意識から大人意識へ成長させた甘くて苦い誰しも感じたが忘れた気持ちを思い出させてくれる様な作品。ETにも似た作家性のある素晴らしい作品である。生と死また性と私の対比が静かにも重く描かれて子供視点が臨場感あり胸に詰まる作品で何せ優しさが痛い!!自身の子供の頃を思い出して一度は見てみてはどうでしょうか?

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コバヤシマル

5.0映画でよくある子どもの雑な扱い方のない、暖かすぎて尊い傑作

2021年8月25日
PCから投稿

今観終わりました。おいおい泣きました、こんなに胸打つ素晴らしい名作と出会えたことが嬉しいです。なぜ戦後の香り残る痛ましい風景の小さなお話がこんなにも温かく美しいのでしょうか。

「子どもはなぁ、産まれてきとうて産まれてきたんやない。親選ぶわけにはいかんのや。」
子どもの心情を理解して描ける人こそ世の中や人間を最も達観しているのだと感じさせられました。
どんなに豊かで便利になろうともこんな優しさの中で育つ方が幸せだ。

「のぶちゃんはええ男やなぁ。 賢い子やなぁ。」
なぜだか子どもに暖かい人を見ると最近泣けてきます。こんな優しい声かけをする大人は、決まって傷ついた大人だからでしょうか。
どれだけさり気ない言葉でもそれは、人生経験の少ない子どもの人生を間違いなく左右する言葉なんです。

心の中に生き続ける作品に出会えました。

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ケシミンクリーム塗りながらオイルデル
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