吉永小百合「この人となら一緒になれるかも」鶴瓶と次回作では夫婦に?
2014年10月11日 13:55

[映画.com ニュース] 吉永小百合が初プロデュースを手がけた主演映画「ふしぎな岬の物語」が10月11日、公開初日を迎え、吉永と竹内結子、笑福亭鶴瓶、春風亭昇太、笹野高史、成島出監督が丸の内TOEIで行われた舞台挨拶に立った。
9月に行われた第38回モントリオール世界映画祭で、審査員特別賞など2冠を受賞という快挙を既に成し遂げているが、公開初日を前に吉永は緊張で眠れなかったと明かし、「皆さんのお顔を見て虹が出たようなほっとした気持ちです」と安どの微笑みとともに観客に語りかけた。
3度目の共演となる鶴瓶について問われた吉永は、鶴瓶が司会を務めるトーク番組への出演を振り返り、「プライベートなことまでいつもよりたくさんお話ししてしまった。これも鶴瓶さんのお人柄。この人となら一緒になれるかもと、そういう予感がした。次の映画でぜひ」と夫婦役での共演を提案。鶴瓶は「母べえ」(08)でおじ役、「おとうと」(10)で弟役、今作ではお互いにほのかな思いを寄せあう役ということで、役柄で吉永との距離が徐々に縮んでいくことに「出世したわあ。吉永さんにそうおっしゃっていただいてうれしい」としきりに照れていた。
吉永と二人三脚で今作を完成させた成島監督は「吉永さんと原作探しから長かったようで短かった。この映画が海を渡って虹のふもとまで届いてくれれば」と感無量の面持ち。「撮影していることが毎日幸せだった。そんなことは初めてで、吉永さんを中心に、村の住人になったような気持ちだった」と振り返った。
舞台出演のためこの日の舞台挨拶を欠席した阿部寛は、吉永への感謝と尊敬の念をつづった手紙を寄せ、竹内の代読によって披露された。また、吉永が緊張のあまりにパニックになった竹内を抱きしめ手を握る場面もあり、共演陣の吉永への多大なる信頼感が伝わる舞台挨拶となった。
映画は実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫氏の小説を原作に、のどかな岬で喫茶店「岬カフェ」を経営する女主人・柏木悦子(吉永)とそこに集う常連客の悲喜こもごもを描く。
フォトギャラリー
関連ニュース






吉永小百合、役作りで人生初のピアス 映画出演通算124本目の俳優人生は「いま、8合目くらい」【「てっぺんの向こうにあなたがいる」完成報告会見】
2025年5月13日 17:03
映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)