水川あさみ×木村文乃、褒めそやし合戦を展開
2014年10月4日 19:40
[映画.com ニュース] 直木賞作家・辻村深月氏の同名小説を映画化した「太陽の坐る場所」が10月4日、全国17スクリーンで封切られ、ダブル主演を務めた水川あさみ、木村文乃、共演の森カンナ、矢崎仁司監督が東京・有楽町スバル座で舞台挨拶に出席した。水川がのっけから「監督はさっき宇都宮で号泣していた」と暴露するなど、終始和気あいあいとした雰囲気をかもし出していた。
矢崎監督が「本当に皆さん一人一人抱きしめたいと思います。ありがとうございます」と客席に感謝を述べ、「今日新しい靴を履いてきたんだよ」と初日を迎える意気込みを語ると、キャストと観客から大きな拍手と歓声が沸き起こった。
水川は木村との初共演について「一緒に撮影したのは最後のシーンだけ。それでも本当に自然にその場の空気と匂いで最後のシーンができた。(木村が)不思議と今日子だったんです」と木村を称えた。一方の木村も「水川さんは本当に太陽みたいな方で、その場がぱっと明るくなる。何の違和感もなく高間響子だと思いました」と水川の存在感に感服した様子だった。
また、撮影中の忘れられないエピソードは、女優陣3人が口をそろえて「寒かった!」。木村は「ポスター撮りだけの日のはずなのに、セリフを覚えて動画も撮った。あれはどうなったんでしょう」と監督をチラリ。映像だけが使用されていると知らされると、膨れっ面でおどけてみせ、会場の笑いを誘った。水川は「口がガタガタして何度かNGを出した」と明かし、森は「セリフをしゃべると白い息が出るから、氷を食べろと言われた。辛いなあと(笑)」と過酷な撮影現場の様子を語った。
元クラスの女王で現在は地元テレビ局の女子アナに落ち着いた響子(水川)と、かつては地味な女子高生だったが今やトップ女優になった今日子(木村)。同じ名前をもつ2人には隠された秘密があり、高校卒業から10年の時を経た同窓会で全てが明らかになる。
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