羽多野渉＆鈴木あきえ＆LiLiCo、カメになりきったアフレコを振り返る

［映画.com ニュース］　ウミガメの繰り広げる冒険を描いたベルギー製アドベンチャーアニメ「サミーとシェリー　七つの海の大冒険」が10月4日、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかで公開初日を迎え、声優を務めた羽多野渉、鈴木あきえ、LiLiCoが舞台挨拶に立った。

大人に成長したウミガメのサミーが、生まれた直後に砂浜から海へと向かう途中で離ればなれになってしまったシェリーとの再会を果たすため、大海原へ冒険の旅に出る。ハエの宇宙飛行士たちの冒険を描いた「ナットのスペースアドベンチャー3D」を手がけた製作陣が再結集した。

主人公・サミー役を演じた羽多野は、「小さいサミーを伊藤かな恵さんが演じているので、その子が成長したらどんな青年になるかなと考えながら役作り。おじいちゃんカメは大ベテランの野島昭生さんが演じていて、1つの役を3人で演じるのはとても刺激的だった」と振り返った。

鈴木は、ヒロイン・シェリー役で声優に初挑戦し「テレビだったら好きなことを好きなだけしゃべれるけれど、決められた秒数の中で気持ちを表現するのは難しかった！」と苦戦した様子。一方、お節介な先輩カメのベラ役を担当したLiLiCoは「家で自分なりに練習して作ってきた声をお披露目したら、監督が『ぴったり！』と言ってくれ、ほぼワンテイクの45分くらいで終わった」とスムーズに収録を終えたという。

最後は、本作にちなんだカメのクイズを制した来場者にカメ型の特製“亀の子束子（たわし）”がプレゼントされ、会場は大盛り上がりだった。