吉永小百合、笑福亭鶴瓶&ファン100人をコーヒーでおもてなし
2014年10月1日 16:20
[映画.com ニュース]女優の吉永小百合が9月30日、大阪で行われた主演作「ふしぎな岬の物語」のスペシャルイベント「吉永小百合と至福のひととき」に出席。劇中の喫茶店「岬カフェ」が1日限定で出店され、店主の悦子を演じた吉永が、当選した100人のファンとサプライズ登場した笑福亭鶴瓶をもてなした。
吉永が初めて企画から立ち上げ、成島出監督とともに森沢明夫氏の小説「虹の岬の喫茶店」の映画化に挑んだ。喫茶店の女主人・悦子と店に集う人々の悲喜こもごもを描く。第38回モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリ、エキュメニカル審査員賞の2冠に輝いた。
この日、吉永は岬カフェを再現したセットで、クランクインの2カ月前から練習を重ねたコーヒー点前を初披露した。指導を受けてからほぼ毎日コーヒーをいれているそうで、「日活のデビュー作が喫茶店のウェイトレスの役で、その時は手が震えて大変でした。今日もそのことを思い出しましたが、本番はうまくできたと思います」と述懐。悦子に思いを寄せる常連客を演じた笑福亭は、「毎日6杯飲むくらいコーヒーが好きなんですが、撮影中に岬で小百合さんにいれていただいたコーヒーは本当においしかったですよ。今日のコーヒーもめちゃくちゃおいしい」と太鼓判を押した。
さらに、吉永は美の秘訣を問われると「お恥ずかしいですが、家にいるときはスウェットで髪はガサガサなんです」と意外な一面を明かし、「こういう場所に出ることできちっとしなければいけないと思いますし、そのために運動もしますし食事も気を付けています」と話した。
「ふしぎな岬の物語」は、10月11日から全国で公開。