チャールズ・マンソンの伝記映画製作へ 「アメリカン・サイコ」脚本家が起用
2014年9月30日 21:45
米Deadlineによれば、米Roxwell Filmsはこのほど、1971年に発表されたエド・サンダースのノンフィクション「ファミリー」の映画化権を獲得。脚本に「アメリカン・サイコ」「ベティ・ペイジ」の共同脚本家グィネビア・ターナー、監督に「ホースメン」のヨナス・アカーランドを起用した。キャストは現在のところ未定。
原作「ファミリー」は、マンソンとファミリーが69年8月8日から9日にかけて、ロマン・ポランスキー邸とスーパーマーケットチェーンのオーナー邸で7人を惨殺する事件を引き起こすまでを克明に描く。被害者のなかには、当時のポランスキー夫人の女優シャロン・テート(妊娠8カ月だった)、ハリウッドの有名ヘアスタイリストのジェイ・セブリングらがいた。
ちなみに現在、「アメリカン・サイコ」の原作者ブレット・イーストン・エリスが脚本、「ロード・オブ・セイラム」のロブ・ゾンビが監督を務め、同殺人事件をテレビドラマ化する企画も進行中。ほかにも、「X-ファイル」の米俳優デビッド・ドゥカブニーが、軽犯罪者時代のマンソンを追う刑事に扮する米NBCの新作犯罪ドラマ「アクエリアス(原題)」が、すでにシリーズ化が決定している。
マンソンについてはこれまで、テレビ映画「ヘルター・スケルター(1977)」や「チャールズ・マンソン」(04)、さらに数多くのドキュメンタリーが製作されている。