トム・ハーディ主演「マッドマックス」最新作ティザーポスターが完成!
2014年9月10日 10:00
[映画.com ニュース] ジョージ・ミラー監督による人気シリーズの約30年ぶりとなる新作で、主演をメル・ギブソンからトム・ハーディにバトンタッチした「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のティザーポスターが完成。主人公マックスがどこへ向かうのか、どんなバトルが待ち受けているのか、一切の情報がシャットアウトされているなか、壮絶な戦いを予感させるビジュアルがお披露目された。
ポスタービジュアルには、荒廃した近未来の砂漠に立つマックス(ハーディ)の後ろ姿と、チューンアップされ、武器を積み込んだ愛車“インターセプター”、そしてマックスが見つめる先には、煙炎をあげながら向かってくる武装した車列が写し出されており、孤高の男が繰り広げる対決に期待が高まるデザインになっている。このポスターは、9月13日から全国の一部劇場に掲出される。
7月に米サンディエゴで開催されたエンタテインメントの祭典「コミコン・インターナショナル」に出席したミラー監督は、「これはリブートでもなければ、続編でもない。『マッドマックス』の世界を再び訪れる体験になる」と説明。新たにマックス役に起用したハーディについては、「とても好感が持てる人物だ。同時に、何をしでかすか分からない危険な要素も持ち合わせている。この矛盾するふたつの要素が、ハーディにカリスマ性を与えている」と才能を称えている。
「マッドマックス」(1979)、「マッドマックス2」(81)、「マッドマックス サンダードーム」(85)と3作品が製作され、当時無名だったギブソンを一躍スターダムに押し上げたアクションシリーズ。全作でミラー監督がメガホンをとり、荒廃した近未来を舞台に、特別警察官マックスの孤独な戦いを描いた。最新作では、主人公マックスをハーディが演じるほか、オスカー女優シャーリーズ・セロンが頭を丸刈りにし、巨大トラックを操る女ボスのフュリオサ役で共演する。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、15年夏に全国で公開。