塚本晋也新作「野火」、フィルメックスオープニング作品に決定!
2014年9月10日 06:30

[映画.com ニュース] 第71回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、話題を呼んだ塚本晋也監督の新作「野火」が、第15回東京フィルメックスのオープニングを飾ることが決定した。2015年の劇場公開に先駆け、凱旋上映される。
塚本監督が脚本、編集、撮影、製作、出演も兼ね、20年間にわたりあたため続けた構想を映画化。大岡昇平氏の同名戦争文学を原作に、第2次世界大戦末期、フィリピンに攻め込んだ日本兵の彷徨を生々しく描く。塚本監督のほかリリー・フランキー、中村達也ら個性豊かなキャストが結集した。東京フィルメックス、ベネチア国際映画祭をはじめ、トロント映画祭WAVELENGTHS部門、釜山国際映画祭での上映も決定している。
第15回東京フィルメックスは、11月22~30日に東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催。特集上映として、第67回カンヌ国際映画祭でデジタル修復版がプレミアされた大島渚監督作「青春残酷物語」(1960)、第71回ベネチア国際映画祭クラシック部門に出品された高橋治監督監督作「彼女だけが知っている」(60)といった傑作がラインナップされている。
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